+--------------------------+ 1/1 | P T F 説 明 票 | +--------------------------+ 修正番号 : LVL0052S 修正日付 : 2020年07月06日 緊急度 : B2 障害番号 : U202005001 製品名 : OCSLAM-Z2[OCSLAM(Z2)] [ ]内はCAPLY-F製品名 製品番号 : PBRA03-Z2[E991B091]  [ ]内はCAPLY-F番号 版 : Version 3 Release 0 適用条件 : Z2版 V3.0.2 にて提供 1.障害内容    TCPIP 接続時において、TCPIPセッションのオープン、クローズを繰り   返していると、接続先にFINのACKを返さなくなり、IOバッファが解放さ   れなくなる。   その後、本来なら解放されているはずのセッションについて、スローダ   ウン解除時に誤って受信抑止中と判断し受信を再開すると、IOバッファ   が枯渇しU002でABEND。 2.原因 a)発生条件    TCPIP通信を利用時。かつ、    WRITEVマクロ完了とFIN受信によるREADVマクロ完了が逆転した場合。   b)障害原因    WRITEV未完了時にFIN受信による解放要求を受け付けた時、WRITEV完了    待ちQへ保留して解放処理を開始しないのにもかかわらず、誤って、    解放処理中カウントをカウントアップするのが原因。 3.処置    HOSTノード定義ジェネレーション用マクロにおいて、RRLIMパラメタの    デフォルト値を50から0に変更する。 4.代行方法    HOSTノード定義にRRLIM=0のパラメタを追加し、再ジェネレーションする。 5.その他   OCSLAMの修正情報は、http://www.ses.co.jp/SES/PRODUCT/support/ocslam/   にて適時公開しております。併せてご参照下さい。