+--------------------------+ 1/1 | P T F 説 明 票 | +--------------------------+ 修正番号 : LVL0051S 修正日付 : 2020年04月23日 緊急度 : B2 障害番号 : U201808001 製品名 : OCSLAM-Z2[OCSLAM(Z2)] [ ]内はCAPLY-F製品名 製品番号 : PBRA03-Z2[E991B091]  [ ]内はCAPLY-F番号 版 : Version 3 Release 0 適用条件 : Z2版 V3.0.2 にて提供 1.障害内容  OCSLAMがIOバッファの残容量の減少を検知しスローダウン状態に移行し、   その後、IOバッファが枯渇しU002でABEND。   1度目のABENDからのリカバリは成功したが、2度目のU002 ABENDからの   リカバリを開始したところ、S0C4でABENDし、異常終了した。 2.原因 a)発生条件    OSI通信を利用時。かつ、    LANC制御を行うEXCPタスクにおいて、IOバッファまたはWKバッファの    いずれかのバッファ取得に失敗(枯渇)した場合。   b)障害原因    LANCとの入出力処理を行うEXCPタスクにおいて、ABENDからの    リカバリ処理(ESTAE出口)時に必要なレジスタの再設定処理が    不足。 3.処置    EXCPタスクのリカバリ処理にレジスタの再設定処理を追加 4.代行方法    IOバッファおよびWKバッファの各バッファ容量が枯渇しないように、   使用状況に応じ適切なバッファ数を設定。 5.その他   OCSLAMの修正情報は、http://www.ses.co.jp/SES/PRODUCT/support/ocslam/   にて適時公開しております。併せてご参照下さい。